= Track List =
- Take It Easy
- Hippest Flop
- A Supposed Tour
- Biggest Mistake
- Imaginary Friends
- She/Male
Relationships (The Long One;07-13)
- At The Alter
- Svetlana
- No Perspective
- Second Thoughts
- Mr. Unfaithful
- Gamophobia
- Little Beauty
- Happily Ever After (Catherine)
- New Age Polka (Bonus track)
評価:
★★★★★★★★★☆(9/10)
スウェーデンのプログレッシブメタルバンドA.C.Tの2ndアルバム。3rdアルバムと比べると、比較的マイナーな曲調が多いのに驚かされる。1stアルバムから順に聞くと感想は「期待どおり」いう内容だ。メタル色を確実に残しつつ、70年代プログレッシブロックの音楽性を純粋に継承している。
今回のアルバムの色を象徴するオープニングチューン#1:Take It EasyはA.C.Tにしてはメタル色が濃いことが伺える。#2:Hippest Flop , #4:Biggest Mistakeのようにプログレッシブロックを継承したA.C.T節も健在!#3:A Supposed Tourはこのアルバムらしいプログレッシブメタル。明と暗の落差が激しい所を上手く聞かせていると思う。#6:She/Maleも純粋にプログレッシブロックを継承したタイプだけど、ギターソロの部分は最高の盛り上がりを聞かせてくれる部分がアルバム内で一番お気に入り!…10秒くらいしかないけど(笑)#7:Relationshipsから長編になっていて#8:At The Afterは軽快でポップな曲。Dream TheaterのSix Degrees Of Inner Turbulenceの一部に入ってそうだ。ベースとドラムがBump Of Chikenっぽい(何)#9:Svetlanaは繋ぎで童話で流れてきそうなヨーロッパっぽい雰囲気。そこから#10:No Perspectiveに繋がってテクニカルな曲に変わる。これまたSix Degrees Of Inner Turbulenceに入ってそうだ。イントロだけ聞いたらDream Theaterと間違えても不思議ではない。#11:Second Thoughts
もSix Dig(以下略)#15:New Age Polkaのボーナストラックはデモ音源が収録されていて、全体的に若干細い音質になっているものの、今と変わらないスタイルにA.C.Tの個性の強さを物語っているかのようだ。
一通り聴き終えると、満足感よりも何度も聞き返したくなる興味の方が強い。個性的であり
ながらもプログレッシブロックとメタルを自然と融合されているので抵抗なく聴ける。さらにポップなメロディ
ーだからこそ馴染みやすさも倍増だ。これらの曲を主に作曲しているキーボーディストJerry Sahlinには多いに期待したい!もちろんバンドとしても演奏は申し分ないぐらい上手い。他に何が足りない?と言いたくなるほど完成度が高いアルバムだ。21世紀に新たな流行をもたらすことを期待しよう!我が道を行くA.C.Tには何処までも突っ走って貰いたい!(since 2004.12/3)
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Best Tune: At The After とにかく軽快でポップな感じが(・∀・)イイ!!#1や#3,#4,#6なんかも捨てがたいね…ほとんどかw