= Track List =
- Extraction
- Tease
- Crack It Way Open
- Contigo
- Pronto Cosmos
- A Delicacy
- Lucky 7
- Ease Up
- Bird's Eye View
評価:
★★★★★★★☆☆☆(7/10)
Greg Howe率いる超絶フュージョンプロジェクトの1stアルバム!メンバーがVictor Wooten,Dennis Chambersという腕利きのセッションマンである。このメンツを見ただけで知っている人は知っているだけ興奮するであろう(笑)人知れず完成されたこのアルバムはGreg Howeらしい曲が多いが、弱冠ジャズ寄りのように思う。ロック系を期待して買うと損することは間違いなし。さらに全体的にセッションをしている雰囲気を感じることが出来る。曲として断固たる曲構成があるわけでもなく、全員が基本的な曲進行を守りつつ自由にプレイしている…といった雰囲気を感じることが出来る。このアルバムでの聞き所はAllan Holdsworthのカヴァー#5:Proto Cosomosであろう。かなりのマイナーセレクトということもあって、どこぞのAllan Holdsworthファンはビックリしたとかしないとか…(笑)さらにGreg Howeお馴染みのギターソロ曲の#6:A Delicacyはいつも以上にしっとりしている。Allan HoldsworthファンのGreg Howeが師匠に挑戦状を叩きつけるかの如く、ハイテンションで突き通す60分間だ!もう俺の中ではGreg HoweもAllan Holdsworthも同格です(笑)
あとがきを一つ。評価を弱冠下げてみました。それはこのアルバムが万人ウケするとは思えないので。かなりセッション色が濃い為、アルバムとして聴くには慣れてないと難しいかも。メンバー三人のうち好きな人がいれば楽しめるのかな?とも思ったわけで。上質ではあるので好きな人にはなかなか気に入ってくれる作品ではないかと思います。(since 2004.11/8)
Official Site
Best Tune: Extraction #5:Proto Cosmos , #7:Lucky7 , #9:Bird's Eye Viewなども良いが、一番聞きやすい曲で言えばコレ。